石について語りたい。

半世紀人がネットという場所を借りて石について思い着いたままに語ります。

人間だって光り輝く、本来は原石だけどね。

石というか、

子供って可能性を秘めた原石だなと。

どんな状況でも

可能性は見つけられる。それはチャレンジするかどうか。

 

私の娘は

ど田舎暮らしを高校生まで続けていました。

しかも母親という私と離れ

学校に通う為に乗るバス停に行くのも

3キロ先という

山間部の集落での生活で

 

高校生でもお化粧などしないし

髪色もそのままで

ほっぺ真っ赤にして

冬は雪が2メートルぐらいつもる中

の通学でした。

 

私は離れていましたが

いつも連絡をとれる状況を

切らさないようにしていました。

 

父親の強い意思と

高校卒業後は自立することも込めて

自衛隊に入った娘でした。

 

研修期間はほとんどスポーツ刈りの頭になって

厳しい訓練を終えた頃に

関西地方の基地へと就任しました。

 

そんな時に

基地の出入りをチェックする任務の方々が

まだまだ新人の娘に持ち出したのです。

この市のミスコンテストがあるから

応募してみたら?

ずっと前にこの基地からも選ばれた娘がいるのだよって。

 

まだまだ髪が伸びず

ショートカットの娘でしたが

私と暮らしていた頃に

ジュニアファッション誌を必死に読んで憧れていましたので

思い切って応募したところ

見事選ばれて

休日にはミスの仕事をこなす自衛官として

一年間楽しみにこなしていたのでした。

 

でも、その任期が終わろうとするときに

すごく虚しくなった娘が

普段からも相談していた私に漏らしました。

 

私の価値が変わってしまうと。

 

まだ20歳だった娘に

アドバイスは次へのチャレンジでしょって。

 

その時公募されていたミス日本への道。

 

きらきらした瞳に戻り挑んだ場所で

 

職場に許可をもらい

参加したところ、

 

関西地方代表に選ばれ

決勝の東京開催全国大会へ。

 

残念ながら入賞はしませんでしたが

 

自信が娘を後押し。

 

厳しい父親に初めて自分の意見を告げ

 

隊を退職して

 

普通〜に生活しています。

 

さらに自分の意思で

私と一緒に暮らしている娘。

 

本来ののんびりやさんでマイペースを取り戻し

のびのび楽しんでいるようですね。

 

今が宝石かはわかりませんが

仕事で疲れても安心して

すごい格好で爆睡しているのをみると

 

幸せなんだろうなと

思います。

 

面白いですね。