石について語りたい。

半世紀人がネットという場所を借りて石について思い着いたままに語ります。

藍色じゃないラピスラズリ

ラピスラズリといえば

綺麗な藍色がランクの基準でもあり

絵の具の顔料としても、綺麗な藍色を活かしてあるので

それ以外の色が多いラピスは

問屋街でもお安く扱われているのですが、

 

ラピスは青に金が入るのが主流なので

金が多い、

それは問題無いと思うけれど

ランクが下のものは

なんとも灰色で

それでもラピスな訳だから

加工されて売られているのです。

 

今はお店を畳んでしまったのだけど

やはりネパール人店主のお店がありまして

そのお店は本来は

アンティークビーズがメインで

それこそ一粒何十万などといった

紀元前のビーズが店奥のショーケースに置かれていて。

 

でもおヒマなようで

よく私の話し相手をしてくださいまして。

私はアンティークはわからないこともあり

イロイロ教えてくれたのですね。

 

そんな店内の床に木箱に入った状態で

ラピスラズリがゴロゴロしていまして

話をしながら時折掻き分けて眺めていたのです。

 

灰色のラピスを

丸玉にしたり卵形にしたりした

石の職人たちは

どういうイメージで磨いたのかしら…

などと想像しながら見ていたらば、

 

面白いものを発見。

 そのまますぐに交渉して購入しました。それがコレ。

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三日月型に金色が飛び込んでいます。

 

この位置からすると

意図的にカットして磨いたのだろうけど

面白いのに床に置かれ

安く売られてしまったとはね。

 

でも、

私はラッキーです。

珍品ラピスだなって。

 

又捜したくても

今は無いお店…。楽しい店主だったのに。

 

国にいるという

可愛い子供と若い奥さんの画像を見せてもらったり

ナンパに近い声かけしてきたり(笑)

 

いろんな方に仲良くして頂いているなあ〜と思います。

 

ありがたいです。